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マインドフルネスで「メタ視点」を内面に育てよう

DW110(変換後)日光大真名子山

もしも空の上から、あなたに「イイことがあるように〜」と、
見守っている眼が存在しているとしたら……、
いかがでしょう?

こんにちは。立野博一です。
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Googleや世界の最先端企業でも採り入れられ、話題となっている「マインドフルネス」。
これは、私達の心にいろいろと役立つ方法なのですが、
中でも今日は、「マインドフルネス呼吸法(瞑想法)」を実践すれば内面に育ってくる、
「メタ視点(あるいはメタ認知)」について、ご紹介させて下さい。

「マインドフルネス呼吸法」は内面に「メタ視点」を育てる

マインドフルネス呼吸法では、何より基本として、
自分が呼吸しているそのままの、「吐きだす息」と「吸い込む息」に意識を向けます。
できれば、肺呼吸ではなく、腹式呼吸をして、
お腹で「自分の呼吸」を感じるようにしてみて下さい。

すると……、
次第に、気分が落ち着いて、リラックスしてきて、
普段とチョット違う意識状態になって行きます。
私たちは普段、目の前のことに意識を取られていることが多いですが、
ボンヤリいつもより広く、内面を感じられるようになるようです。

これを、剣豪 宮本武蔵は、
「観の目」と上手い表現をしていますーー


「観・見ふたつの目の付け方があり、
観の目(大局を見る目)を強く、見の目(細部を見る目)を弱くして、
遠方をしっかり見極め、近いところを大局的にとらえること。
それが兵法では最も大切なことである。」
宮本武蔵「五輪書・火の巻」

流石に宮本武蔵ですね〜!
「観の目=大局を見る目」を持てるようになると、
これまでと周囲の見え方が、本当に変わってくるのです。
例えて言えば、
自分の頭のずっと上の方から、自分と周辺を「大きく見下ろして・眺める視点」ですね。
これが「観の目」であり、
「メタ視点」とも「メタ認知」とも言われるものでしょう。
「マインドフルネス呼吸法(瞑想法)」を実践すると、これが内面に育ってくるようです。

すると……、
・自我中心の思考や感情から自由になり、
・周辺の人々への共感や慈悲をより感じられるようになり、
・創造性(クリエイティビティ)が活性化して、アイデアが湧き、
・直観(インスピレーション)能力も、活性化するのです。

こんな風に「マインドフルネス呼吸法(瞑想法)」で「メタ視点」を開発すれば、
あなたの心や脳の能力を新たに伸ばせる可能性があります。

実際に私のセッションの中では、「メタ視点」はこんな風に用いてます

私なりにですが……、
私の個人対応の「コーチング・セッション」「香りの対面セッション」の場では、
「メタ視点(メタ認知)」をこんな風にもちいてます。

お客様(クライアントさん)と一緒の部屋にいて、お話をうかがっている時、
お客様と私の中間の上方に「メタ視点」を想定するのです。
そして、「『メタ視点』からお客様と私を見降ろしたら、どんな風に見えているだろう?」
「どんな風に感じられるだろう?」
ーーと、私の内面でボンヤリと想像します。

もちろんこの時、私自身の「考え方のクセ」からも自由になることが大切です。
(100%完全でなくても、出来る限りです。笑。)


すると……、


お客様(クライアントさん)の「想い方のクセ(ビリーフと言います)」や、
微妙なその方特有の「行動のパターン」を、キャッチしやすくなるようです。
そしてインスピレーションも活性化して、
「今、こんな『問い』を投げかけたら……、
何か発見や気づきをキャッチしてもらえるかもしれない!」
というアイデアも湧きやすくなります。

あるいは、もう一つの方法は、
お客様(クライアントさん)の位置から離れた場所に、「冷静な第3者の視点=メタ視点」を設定して、
実際に「冷静な第3者の視点」から、お客様ご自身の姿を見ていただくーー
ということもよく行います。

すると……、


お客様ご自身が、「自分視点」から離れて冷静に見直せるので、
これまでに無い「気づき」をキャッチしていただきやすいです。


そしてこの時のコツは、物理的にできる限り遠い場所から、
「現在の自分」を見てみることなのです。
つまり人は、自分の思考や感情から距離を持てると、
心に余裕が生まれるのです。
これも一つの、「メタ視点」の応用ですね〜。

そして、「観の目」「メタ視点」「メタ認知」は、実際の仕事や生活でも活用できるのではないでしょうか?
例えば、仕事のミーティングでも、
燃え尽きそうな自分に対してでも、
あるいは、親子間や夫婦間でひどく感情的になってしまった時など。
心の余裕を取り戻しやすくなるはずです。

「マインドフルネス呼吸法(瞑想法)」は本当に基本的な、
誰でもやりやすい呼吸法です。
練習すれば毎日の生活の1部に採り入れられます。
あなたもこんな風に、
「メタ視点」と「マインドフルネス」を活かしてみるのはいかがでしょうか?


→→次号に続く



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