春咲く女性達に、あなたらしい色彩の香りを 2009年4月下弦の月号

小野 和哉氏の作品です

新鮮なバラ(ローズ)のエッセンシャル・オイルの香りにふれた時、
あなたはどんな風に感じるでしょうか??


「大スキ!」と受け入れられる方もいれば、

「全くダメ」と抵抗を感じる方も、おられるでしょう。


私の「(香りの)対面セッション」の経験ではローズは、
母親との関係性や、自己受容と、
関連しているようです。

大人になるまで一貫して、母親と良い関係の方もいれば……
そうでない方もいるでしょう。
ここにローズの香りに対する「好き/嫌い」が、
反映している傾向があります。


私は、女性が自分の母親と葛藤関係になるのは、
むしろ「しばしばあること」と考えています。
そう……息子が父親と激しい葛藤関係になるように。


親が教え込んだ「女らしさ」や、
社会が押し付ける「女らしさ」に従うことはない、
のではないでしょうか。

「自分らしい自分」
「自分らしい女らしさ=セクシャリティ」
を発見し・育てれば、良いのではないか。

ベリーダンス用の香りをきっかけに

最近、ベリーダンス用の「自然香水ブレンド」を開発中です。
最初は、いわゆる「フェミニン」な女性らしさを強調する香りを作れば……
と考えていたのですが、
これをきっかけとして、もっと深い本質的・根本的なテーマであるのに、
私は気づかされました。

ローズ、ジャスミン、ネロリ、
イランイラン、チュベローズ、スミレ……
エッセンシャル・オイル(精油)には、いろいろな「女性イメージ」を感じさせるものが沢山あります。


赤い、情熱を感じさせる、ローズAbs.のような女性もいれば、
純白の、高貴さを感じさせる、ネロリの女性もいる。

紫の、神秘さを感じさせる、ジャスミンのような女性もいれば、
ターコイズ色の、穏やかな親しみやすさを感じさせる女性も、いるでしょう。


「こんな風になりたいな〜〜」という理想の女性イメージを、
香りを使えば、ゲットしやすくなりますよ。


さらに例えばーーローズ+チュベローズ+イランイランというように、
ブレンド(調香)すれば、
より複雑・精妙な女性イメージを創造できますし、
香りは「身にまとう」ことができるのも利点です。

「理想のイメージ=ロール・モデル」をベールのように身にまとって、
それになることが出来るわけです。


ローズをはじめとする、
女性を感じさせるエッセンシャル・オイル(精油)を手がかりとして、
私達は、よりヴァリエーション豊かに「女性イメージ」を持てるように、
なります。
もちろん男性も、ゲイも、
どちらでも無い方も、どちらでもある方も。

「自分らしいセクシャリテイ」をみつければ良いのですよ。
人間の数だけ、「セクシャリティ」はあるでしょう。


これは、「自己受容」
「あるがままの自分を受け入れること」に、つながります。

Photo by Kazuya Ono



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