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自然に対話しているだけで、自分が深くわかるコミュニケーション

立野の赤ん坊時代です 笑

「立野さんと話していると……、
自分のことがチョットわかるようになるのです。
『自分を知る』という感じに。」

私のコーチングのお客様の1人でもあるFさん(男性)から、
昨日こんな風に言っていただきました〜。


つまり、お客様(クライアントさん)が私と話していると、
あるいはコーチング・セッションしていると、
その方ご自身の内面に「洞察的」になり、
普段よりも「自分のことが深くわかるようになる」「自分を知る」ーーということ。
ありがとうございます。Fさんには心から感謝です。

画像は立野自身の赤ん坊時代です 笑 ↑

こういうことって、日常ではあんまり無いですね?
例えて言えば……私が「鏡」みたいになり、目の前の方のお話を聴いているわけです。

お客様(クライアントさん)は、「鏡」=私と対話して、
そこに写っている自分を「発見」するのです。
それは普段考えているより、「豊かな自分の姿」、
「味わい深い自分の姿」を発見するようです。
どうして、こういうことが起こるのでしょうか?

幼い子供のように、無心に、「カラッポ」でひとの話を聴く

私としてはまるで子供のように、無心に、自分を「カラッポ」にして、
「どうして? ドウシテ?」と、
目の前の方のお話を聴くようにしているのです。

例えば、「いろいろな人達と繋がりたいのです」ーーと目の前の方が話されたとして、
こんな掘り下げる質問を私はします。

「繋がりたいーーって、(あなたにとって)どんなイメージ・どういう感じなのでしょう?」

「いろいろな人達ーーって、どんな人達カナ?」

「いろいろな人達と繋がれたら……、あなたはどんな気分・感情になりますか?」

というように。

おそらく、「いろいろな人たちと繋がりたい」というひと言の中に、
その方ならではのさまざまな想いや価値観が、込められているハズです。

それを「そっくりそのまま」掘り出したい。
私の価値観や思い込み、偏見などで歪めないで。できる限り。

……そんな風に、そのまま掘り下げる質問をしていると、
その方の内側で洞察が動き始めるわけです。

「そもそも、私にとって『いろいろな人達と繋がりたい』って、どういうことだったかな?」

「そもそも、私は何から? いつから?『いろいろな人達と繋がりたい』と思うようになったのかな?」

「そして、どんな人達と、どんな形でつながれたら……、私としてタノシイかな?」と。


面白いでしょう!
自分が「鏡」のように存在している時、
ひとの自己理解と洞察を深めることができる。

そして、「曇りない鏡」であろうとすること

この時、自分の側ができる限り「曇りのない鏡」の状態になることも、
重要ですね。
誰しも、自分としての「感情」「価値観」「思い込み」「偏見」を持っているわけですが、
これらを一旦わきに置いて、幼い子供のように無心でひとの話を聴くのです。

私はほとんどいつもと変わりなく、Fさんといつもお話していたのですが、
けっこう「曇りない鏡」状態になれていたーーのかもしれないです。

とはいえ、1人の人間としては私自身も、
いくつもの「感情」「価値観」「思い込み」「偏見」を持っています。もちろん。

ではどうしたら、理想的な「曇りない鏡」モードになれるでしょう?

・ひとつの方法はーー座禅やマインドフルネスのようなメディテーション(瞑想)の体験を積むこと。
すると、
自分の内面にあるいろいろなものを一旦脇に置くことにも慣れて、
自然にできるようになるでしょう。

・もう一つの方法はーー
赤ん坊のあの「曇りない瞳」を想い出しながら、
あなたも「赤ん坊の瞳」になって、目の前の人の話を聴くのは、いかがでしょうか?


自分は、な〜んにも、知らない。

自分は、な〜んにも、所有してない。

そんな赤ん坊の「心」と「瞳」に(チョットでも)近づけたら、
きっとあなたも、「曇りない鏡」になり、
ただ対話しているだけで相手の洞察が深まるコミュニケーションを、できるでしょう。
(これは、「ノウ・ナッシング・ステート」と、
「NLP 神経言語プログラミング」で言われる意識状態でもあります)


いかがでしょうか?
→→次号に続く



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