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香りで「自分探し」、ビジョン・クエストの物語


乗鞍高原

「どうして、香りやアロマに関わり始めたのですか?」


ーーそんな風に普通の男性達から質問されることが、
私には最近、増えて来ました。
あらためて考えれば、その通りですね〜〜!?



一般的な男性の視点から見れば、
アロマはまだまだ、視線の届かない外側のこと、なのです。
(なにが「普通」か?ーーということもありますが。苦笑。)


最近の私は、一般的な男性社会に向けて、
「どのように心理的/ホリスティックなアロマを伝えるか」ということを、
面白く・愉しみに感じています。

今回の「香りと心の旅からの便り」では、
私がどうしてアロマ、特に心と関わるアロマを始めたかという物語をーー
お伝えさせて下さい。

10代後半から20歳代、30歳代前半までずっと……
私はいろいろな形で、「自分探し」をしていました。
自分にとって「核心」といえる何か、
自分にとって「本当に大切な何か」を探して、さまよっていました。

これが、なかなかみつからない……。

そうしている内に、
気分の上下するウツの波が次第に大きくなって行きます。

30歳を前にした頃から、意識して、
さらに自分の内面世界と直面するようになり、
ビジョン・クエスト(ネイティブの方達が行う通過儀礼)を取り入れたワークショップに参加したりしていました。

断食して、飲まず食わずの状態で、
外房の断崖上で瞑想の明ける朝。
フト気がつくと……
周りの松の香りが風に漂ってくるのが、とても心地よかった記憶があります。
ですから、
もともと「普通」より嗅覚の敏感な男ではあったようです。

(これは私のワークショップ等では、いつも皆さんにお話している話題ですが……)
それが30歳代中期にかけて、
「ウツの波」がひどくなって来ました。

そうした中、友人の友人であるMさんを紹介されて、
「センツ・オブ・ノーイング」というアロマの個人セッションを受けるようになりました。
そこで驚かされたのは、
セッションで感じられる記憶や感情、身体感覚の鮮やかさ・強烈さだったのですね〜〜。

>>詳しい内容はこちらに
私が最初にホリスティック(心・身体・魂、全体的)アロマの世界に出会った時


その頃、トランスパーソナル心理学系の個人セッションを受けてもいたのですが、
アロマは圧倒的に鮮やかに体感できたのです。

この後37歳の冬に、それまでで2度目に大きなウツ状態を通過した後……、
2000年の7月にMさんから
「センツ・オブ・ノーイング」の内容とワークの基本を教えていただいたのです。
「センツ・オブ・ノーイング」は、16本のブレンドされたアロマが、
全体としてひとつの構造を作ってます。

私に言わせればそれは……
ネイティブ・ピープルや原始時代から伝わるビジョン・クエストの過程を、
16本のアロマの物語に構造化したもの、といえるでしょう。
タロットの大アルカナの流れにも似ている構造ーーですね。

ジャック・チェイトマン氏という1人のひとが作ったとは信じられないほど、
よく出来ている「センツ・オブ・ノーイング」の構造ですが、
ここから私は心理的なアロマの探求を始めました。


ですから私のアロマとは、「自分探し」やビジョン・クエストと連続したものであり、
エステや、おしゃれのためのアロマとは、
もともと違っているアプローチなのです。

そして、「自分探し」やビジョン・クエストというのは、
青年(男女どちらも)が大人に成長していくために、とても大切な過程(プロセス)です。

ネイティブや民族社会ではこれが、
通過儀礼として暮らしの一貫に組み込まれているのですが、
現代社会ではどうしてか見過ごされ・失われているので、
ウツや引きこもり、
ニート状態や精神的な危機状態として、
表面化しているのではないでしょうか。

アロマで「自分探し」やビジョン・クエストできるーー
これが私のアロマ探求の中心を流れている物語です。

ビジョン・クエストは通常、ドラムやマラカスの音をガイドにしますが、
アロマをガイドとすると、より安心して・くつろいで、
潜在意識と交流できるのがメリットです。

嗅覚は記憶・感情・本能と結びつきが強いですから、
すっかり忘れていた記憶や、
深い感情がよみがえりやすいのです。

そして、「自分探し」のその先、
自己実現に向けてのコーチングにもつながって来ているのが、
私のアプローチのさらなる発展です。

アロマを使っても(使わなくてもいいのです)
皆さんの「人生の核心」の発見と、
夢やビジョンの実現の、
お手伝いできましたら、光栄です。

>>アロマをもちいた対面(個人)セッション


>>ホリスティック・ライフ・コーチング



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