DJとセラピー、心の癒し 2009年2月満月号

DJとセラピー、心の癒し

音の「流れ」に聴き入り、
身体で音楽を感じ・味わい、
リラックスして、踊ることーー

これをDJというならば……
心の癒しやセラピー、
コーチング、さらには、
グループワークのファシリテーション(進行役)とも、
意外に沢山の共通点があるようです。

実は私にとって「2009年やりたいことリスト」のひとつに、
「DJをやりたい」ということがあったのですが……
ひょんなチャンスから、
この1月末に早々実現できたのです。

まだまだ全然、「なんちゃってDJ(苦笑)」のレベルですが、
実際やってみると……
心の「癒し」やセラピーともいろいろな面で、
繋がりがありそうですよ。

DJとは、そのエッセンスをまとめればーー
自分の「大好きな曲」「お薦めの曲」を、
次から次へ繋いで、その「場」に流すことでしょう?

曲のテンポ(BPM)やタイミングをはかりながら、
レゲエ、ジャズ、
サンバ、ボサノヴァ、
ドラムンベース、トランス、チルアウト……
といった曲の持つ傾向や雰囲気を考えて、選曲します。

「今かけている曲」から
「次にかける曲」、
さらに「次の次の曲」へと。

ここでは、楽曲同士の「共通した面」と「違っている面」に
着目しながら構成するわけです。

自分自身やひとの内面にある、
「ポジティブな面」も
「ネガティブ(に感じられる)面」も、両方を大切にする。
できる限り、「全体まるごと」
「場(フィールド)」も感じながら……。

私にとっては例えばこんなところでも、
DJとホリスティック(全体的/全体論的)なセラピーや「癒し」との
共通点があると、思えるのです。

そしてDJは、
その「場」のお客さん達との「コミュニケーション」
でもありますね。

「こんな素敵な曲もありますよ〜〜」と、
言葉にならない、
ビートや音のバイブレーションで伝えるコミュニケーション。

そこにいるお客さん達の様子を眺めていると、
「こんな曲調がここでは喜ばれるんだな〜」と、
わかります。

そして「意外かもしれないけれど……、
次はこんな曲はどうですか?」と、
言葉にならない音楽で提案も、できるのです。

もっといろいろなこと、自分にできるんじゃないでしょうか?

「DJをすること」は、
「これまでと違う角度で『自分』をみるトレーニング」
「違う自分に変身するトレーニング」
としても使えそうです。

「いつもの自分」から、
「DJする自分」へ、
役割(ロール)をチェ〜〜ンジ。

いつもは割と気真面目に
(実際、そうなんですよ〜〜。苦笑)
心の「癒し」や「気づき(アウエアネス)」を研究している自分から、

「ただ、デカい音で音楽を流して、楽しんでるだけの自分」に、
シフトするのです。

かな〜り「振り幅」が大きいですから、
自分でもクラクラしますが、
こんな風に「違う自分に変身する」のも、
ワルクナイでしょう。

もっといろいろなこと、
できるんじゃないでしょうか、あなたも!!!

ーーこんな風に、
いつもと違う角度で『自分自身』をみることから……
あなたの新しい未知の可能性が、
生まれるかもしれないです。



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