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無意識への信頼が「本当に大切なこと」を引き出すインナーゲーム

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「自分という人間を、もっともっと深くから知りたい!」と感じる時、
あなたはありますか?

こんにちは。
【アロマテラピー×心理ワーク】の 立野博一です。
無料メルマガ【香りと心の旅からの便り】最新号からご紹介します。

先日11/10にチームフローのコーチング仲間の「ご縁」で、
W・T・ガルウェイ氏の「インナーゲーム」を学ぶ機会が持たれまして、
これはとても興味深いものでした。
今号では、自分を深く知る」という面でも、心理ワークとしてもコーチングとしても、
重要な基礎となる「インナーゲーム」について、ご紹介させて下さい。

◎「インナーゲーム」とコーチングの歴史から

コーチングの歴史は遡れば……、
1960年代後半の「ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメント(人間性開発運動)」や、アブラハム・マズローの人間性心理学から始まっています。
そして、1974年にテニスコーチのW・T・ガルウェイ氏による「インナーゲーム」が出版されて、
草創期のコーチングに大きな影響を与えたのです。


当時、ガルウェイ氏は、エサレン研究所にあるジョン・ガーディーナー・テニス・ランチで、
「ヨガ・テニス」と名付けた新しいスポーツを始めてもいた。
エサレン研究所とは、アメリカ・カリフォルニアに設立された、
「ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメント」や人間性心理学の中心的な研究拠点です。


つまり、1960年代後半から70年代の「ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメント」や人間性心理学、
ヨガや、東洋と西洋の心理学や哲学を融合する、
大きなおおきな渦の只中から、
「インナーゲーム」もコーチングも開発されてきたのです。

◎「インナーゲーム」とは

ガルウェイ氏がテニスコーチをしながら発見した、「インナーゲーム」の最も主要なコンセプトとはーー
「セルフ1」と「セルフ2」が1人の人物の内面で葛藤しがち、という現象です。
「セルフ1」とは、思考する自分であり、「自我」とも言えるでしょう。
「セルフ2」とは、身体、無意識、そして本能とも言えます。

しばしば、「セルフ1=自我」が、「◯◯しなくてはならない」「理想的な△△をしなくては」と、
思考したり・過剰に頑張り過ぎると、
「セルフ2=身体、無意識、本能」が持っている能力やポテンシャルを、十分に発揮しにくくなったりするのです。

ですから、「セルフ1=自我」がでしゃばるのを、できる限り抑えて、
「セルフ2=身体、無意識、本能」が出現しやすい状態を作るのが、
その人の本来持っている能力を開花するために良いーーとなります。

「インナーゲーム」では、この「セルフ2=身体、無意識、本能」を根本的に信頼する姿勢がとても素晴らしいと、
私=立野は感じています。


例えば、「インナーゲーム」を習得するための基本ツールとして、
「ACTトライアングル」というかんがえ方があります。
Aは「Awareness 知覚、認識」、
Cは「Choice 選択」、
Tは「Trust 信頼」です。

「Awareness 知覚、認識」とは、自分の「今、ここ」を冷静に、全体的に知覚すること。
「Choice 選択」とは、自分自身が自分の人生の主人公であると、意識して選択すること。
「Trust 信頼」とは、自分の無意識、本能のチカラを信頼すること。

これらACTの3つの要素を想い出すことで……、
ひとは、「フロー」や「ゾーン」「ピーク・パフォーマンス」と呼ばれる、
自分の持てる能力を100%以上発揮する、「リラックスした集中状態」を実現できるようなのです。

くりかえしになりますが、ここでも……、
ガルウェイ氏が「Trust」=無意識、本能への信頼を強調しているのが、
とても興味深いのではないでしょうか?

そしてこれは、テニスやスポーツであっても、
仕事、ビジネスでも、
人生全体でもあっても適用できると、
ガルウェイ氏は「インナーゲーム」のあらゆる場面での応用を提案しているのです。

◎生き方と人生のインナーゲーム

1974年刊行の「インナーゲーム」は、内容を改訂されて、
「新インナーゲーム」日刊スポーツ出版社 として現在も出版されています。
そして「インナーゲーム」の最新版として、
「インナーゲーム オブ ストレス  内面の葛藤に打ち勝つ!」日刊スポーツ出版社 も、出版されています。

私も、この2冊を読み終えて、
ガルウェイ氏が「インナーゲーム」を教え・自らも実践する中で培ってきた哲学も、
ーー「人生のインナーゲーム」とガルウェイ氏は書いていますーー
とても味わい深く・触発されました。

コーチングや多くの自己啓発にない「深遠さ」が、ガルウェイ氏の哲学には確かにありますので、
ここでも引用して・ご紹介させて下さい。

人生の目標は、私か誰かが考えだした理想に達することだと考えていました。
率直に言って、これはとてもストレスがたまることです。
(略)

私は、このゲームから逃れるための唯一の方法は、
(略)
自分が何者なのかを発見することであるということに気づきました。
私が『自分を変えようとするゲーム」に囚われていた時期は、
『私はすでに素晴らしいのだ』ということに気づくのは困難でした。
(略)

それは、私がそれまで従ってきた理想ではなく、本質的な欲求としてやってきたのです。
それは、『自分が何者なのか、それまで何者であったのか』を知りたいという欲求です。
(略)
これはゲームではありません。現実です。
事実に根ざしたものです。
私は生きています。
私は呼吸しています。
私は人々が世論というアリーナで行っているゲームから自由になりたいのです。
自分が生まれた時のような『自分自身との関係』が欲しいのです。

人生という贈り物には限りがあることを忘れずに、
与えられた時間を最大限に使いたいのです。」
「インナーゲーム オブ ストレス」p264から



そうですね! 
「自分が何者なのかを発見すること」が、よく生きるためには本質的に重要なのです。
これは、自分の「セルフ2」と「セルフ1」を掘り下げて、深く理解することでもあります。

ひとは、自分自身の「セルフ2=無意識」と「セルフ1=自我」を掘り下げることで、
自分が元々持っている素晴らしい資質、リソースに気づき、
バランスのとれた人生、
そして持てる能力を100%以上活かす生き方を実現できるのです。

よかったらあなたも、コーチングの原点の1つである、
「新インナーゲーム」や「インナーゲーム オブ ストレス」をぜひ読んでみて下さい。
きっと、あなたの人生のこれからの可能性や、
潜在的に持っている能力(リソース)を発見できるでしょう!

◎お薦め参考文献:


→→次号に続く

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