こんにちは。
「アロマテラピー×心理ワーク」の 立野博一です。
今日の私は、MacBookProのバッテリー交換をしようと、
日曜の午前中から、
渋谷→南青山→表参道→代々木公園を、歩いていました。
そこで、「Apple Store 表参道」に行く前に、
以前から気になっていた「岡本太郎記念館」に、入館してみたのです。
ちょうど、「太陽の塔 1967-2018展」が開催されてまして、
大阪万博に9歳の頃、家族旅行した記憶も蘇ってきたのですが、
むしろ印象に残ったのは、
岡本太郎さんのアトリエがそのまま残されている展示でした。
2階から、岡本太郎さんの音声が流れてくるのもあり……、
作家がここで格闘していた雰囲気がヒシヒシ感じられて、
仕方がない。
私がこれまで観た中では……、
フランシス・ベーコンのアトリエ再現展示がとても印象に残っているのですが、
作品そのもの以上に、それを産み出す格闘が積み重ねられた、
床を汚した画材の痕や、アトリエの場に、
何かが伝わってくるような雄弁さを感じてしまうのは、どうしてだろう?
そして、近くの「HADEN BOOKS」さんにも、
午前11時の開店早々うかがってみました。
サンダルウッド(白檀)の香りが微かに漂う中、
1階から2階まで大きく広がる開口部からの陽射しが、
とても気分を落ち着かせてくれる、
書店兼カフェとなっています。
ここまで来て私は、
自分が「空間作り」に今日は惹かれているのに、
気づかされました。
そして濃厚なコーヒーを飲みつつ、
JBLのスピーカーから流れる響きに、
だだ耳をかたむけています……。
「HADEN BOOKS」さんの空間作りは、どうしてか? 理想に近く感じられて、
(あくまで私の好みですよ。笑)
自分のセッションルームにも参考になるものです。
そして、コーチングや「ストレスクリア・セッション」、カウンセリングが行われるセッションルームとはつまり、
お客様(クライアントさん)の「生き方の変容と再生の場」であるのですから、
それにふさわしい「場作り」が必要と、
あらためて私も感じました。
シンプルであるけれど、何も無い空間ということではない。
あたたかく・静かに見守るような「場作り」が、
「生き方の変容と再生の場」には大切でしょう。
雑多ではないけれど、
変容と再生のために役立つ、最小限のモノや本たちが、
ひそかに息づいている場。
そしてこんなことを日曜の午前中に考えられるのも、
チョット幸せなこと、
ですね。