自分の「鼻」をとぎ澄まし、「本能」と繋がる 2009年2月上弦の月号

香りを導きとして……街を歩けば

街を流れる空気の中に、
「かすかな、やわらかい香り」を感じると……
その先に、梅の花が咲いている。


私の住んでいる東京の多摩では、
この頃、梅の花が咲き始めました。
あなたのお住まいになっている地域では、いかがですか?


私の場合は、まず香りから、
その「存在」を感じとります。

「かすかな、やわらかい香り」を感じて、
その先10m、20mと歩いて行くと、
梅の花をみつけられます。


実は梅は、1本毎に香りが、
微妙に繊細に、異なっているようです。
白梅、紅梅、ピンクの梅。
それぞれに持っている香りの「個性」があります。

「この梅はどんな香りだろう??」

そんな風に私は、鼻をクンクンさせながら、
今の季節の街歩きを楽しんでいます(苦笑)。

香りの立ち方や感じる具合は、
さらに温度、気圧、湿度、気流などの条件によっても、
変化します。

よく晴れた温かい日中には、
かろやかな花の香り(トップノート)が発散して感じられますし、
曇りや雨の日には、
少し重たい「何か」がじんわりと存在するように、
(ミドルノートが)感じられます。

こんな風に香りと親しみ、
感覚が敏感になると、
梅の花の1本1本の「香りのグラデーション」も、
感じられるようになりますよ〜〜。

自分の「鼻」をとぎ澄まし、「本能」と繋がる

嗅覚はくりかえしトレニーングすると、感覚が深まり、
微妙・繊細な香りを感じやすくなります。


嗅覚は視覚(ビジュアル)に比べると、ずっと本能的・原始的で、
現代人にとっては忘れられがちな、未発達な感覚です。
これは、育て・トレーニングすれば、
何倍も伸ばせるのです。

(これは、嗅覚以外の本能的な感覚ーー身体感覚や直感でも、
同様でしょう)

こうして嗅覚や本能的な感覚を育て・トレーニングすることには、
様々な可能性があります!!

  • 感性のアンテナをより豊かに・幅広く伸ばせる。
    今までよりも、幅広く趣味や遊びを楽しめるようになるでしょう。
    つまり、人生をより楽しめるようになります!

  • 直感(インスピレーション)が活性化する。
    目には見えない「時代の流れ」というものも、あるようです。
    これをつかめるように、なるかもしれない。

  • (男性にとっては)女性の感覚が比較的良く感じられるようになる。
    女性の感覚を理解することは、両性どちらにとっても、
    深い意義のあることでしょう。

  • 新しいビジネスやマーケティングのヒントをつかめる
    ……かもしれない。
    古い思考のワク組み(パラダイム)にとらわれずに、
    より自由な視点からの発想を、
    生み出せるとしたら……。

例えば、「直観(インスピレーション)を育てる精油としてーー
ジャスミンやセージ、
フランキンセンス(乳香)があります。

これらを1滴だけ、かぎながら
(できれば……ホオバ油等で薄めると、
香りと親しみやすくなりますね〜)、


「あなたが今年、やってみたいこと」を、
紙に書き出してみるーー
というのは、いかがでしょう??

アトランダムに、
出てくる言葉を「ドンドンそのまま」
書き出してみるのです。


おそらく精油のサポートもあり、
自分の内側からいろいろ湧いて、
感じられることでしょう。


これから「自分にできそうなこと」
「チャレンジ」してみたいこと」
いろいろみつかるのではないでしょうか!!



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