香りで翼を広げて、インナースペース(内なる宇宙)の旅へ 2009年4月上弦の月号

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イラストレーターで、ベリーダンスも踊る、若山ゆりこさんが、
3/27の「新月と香りの会」に参加され、
さっそく体験談を、ゆりこさんのブログにアップして下さいました!
本当にありがとうございます。

とても興味深い体験談ですので、
ここでもご紹介させて下さい。


☆☆☆

先日「My香水(自然香水ブレンド)」を作っていただいた、立野BUNさんが主催する、
「新月と香りの会」に参加してみました。
アロマテラピーって昔から少なからず興味があって、
本を読んで精油を買ったりはしていたのだけれど、
今ひとつピンと来るような、来ないような……
という状態だったのだ。


BUNさんとの出会いで、
『お、これはもう少し深く入れるきっかけになるかも!』と予感を感じ、
会場に足を運んでみた。

「新月と香りの会」は毎月の星座に合った精油を、
じっくり体験してみようという会。
今月の星座である牡羊座のテーマに合わせて、BUNさんが選んだ精油を、
ムエット(試香紙)に染みこませ、一人づつに手渡される。


手元にはクレパスや紙が用意され、
香りを嗅いで感じたこと、思い浮かんだ情景などを、
何でも書き留めて下さいね、と言われる。

 

まず回って来たのは、「メリッサ」の香り。
BUNさんは香りを手渡して、じっくり感じてみてくださいと言うだけで、
具体的な効能などは一切説明しない。
だから先入観なしで、この香りに触れることが出来る。
(略)
浮かんできたのは、春の地中海の乾いた緑の風だ。
まだ夏になる前の若葉の淡い香り、
庭先になっているレモンの黄色。
深い深い地中海のブルー。
そしてどこか切ない気持ちも。

次は「ゴールデン・チャンパ」
こっちはどこか湿って暖かい、南国の土。
椰子の木の瑞々しい緑、
蓮の花のピンク色、


バリ島の田舎道を素足でサンダルを履いて、
たらたら歩いている時に感じる、
土と緑の感触。
(略)  
色鉛筆で紙に描きはじめると、
色のイメージがどんどん膨らんで、楽しくなってとまらなくなる。


ああ、そうだった〜〜。
昔よく好きな音楽を聴きながら、
こうしてあてどなく、心に浮かんだ線や色を落書きし続けてたっけ。

こういうのしばらくやってなかったなあ。
頭の中に思い浮かぶ色や風景を追いかけながら、
色を選んでゆくのは楽しい。
香りひとつで、こんなにイマジネーションが広がるんだ。
(略)
まるで映画のワンシーンのように、
脳裏から映像がはっきり立ち現れてくるのが、とっても不思議。
(略)

最後に「Unfold」というロータス(蓮の花)のブレンドをかいで、おしまいに。
今まではずっと、女性的な花の香りばかりかいできたけれど、
最後に青々した茎のような「ロータス」の香りは、
気持ちがしゃんとクールダウンするのを感じる。
薄暗い水辺や苔を思い起こさせるこの香り、落ち着く〜。

すごいすごい、
香り一つでこんなに脳内旅行ができるとは新たな発見だわ。
こうして家に帰って落ち着いて振り返ってみても、
香りに集中していた時間、
いつもと違った感覚が開いていた気がする。

「香りを聴く」という言い方をするようだけど、
まさに音楽を聴く感覚とも似ている。
やばい、はまってしまいそう。(略)」

▼Bunのコメントーー
ゆりこさんの体験談から、私自身がアロマの世界に触れた「原点」を、

あらためて想い出すことができました!

そうなんです〜〜、

香りを手がかりに、内面(インナースペース)を「旅」できます。

質の良いエッセンシャル・オイルの香りは、じっくりかいでいるだけで……

遠い記憶や深い感情、

皮膚の感触や身体の感覚、

映画のように鮮やかな視覚イメージや、

色彩や光が、感じられます。

これも、「自分の内面を旅すること」ですね。

実際に各地を旅するとしても……

「インナースペースの旅」をするとしても……

多くのひとは、「旅をしたい」という熱望を持っているようです。

さて、どうして人は「旅」を求めているのでしょうか??

もしかしたら……

「自分という存在とは何だろう?」

「人間って、何だろう?」

「生きるって、何だろう?」

というような「問い」を抱えて、探求しているのかもしれない。

香りという「旅のパートナー」は、

あなたのインナースペースの旅を、やさしくサポートしてくれます。

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●ゆりこさんの「My香水ブレンド」体験談もあります

●ゆりこさんのブログ「Salon de Yuriko」もご覧下さいhttp://umiyuri21.exblog.jp/11207747/



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