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8割の人生の重要な出来事は35歳までに起こる



20代は人生の「最良の時」と、もしかしたらあなたは考えていませんか?

とはいえ実際には……、
20代での決断がその先の人生を決定する要素が、多い。
だから20代は子供と大人の間の「猶予期間 モラトリアム」ではなくて、
「人生のたった1度しかない、重要な10年間」として生きるべきだ。

これは、米国のメグ・ジェイ ヴァージニア大学臨床心理学准教授の主張で、
米国の20代の若者とカウンセリングした研究から導かれたそうです。
雑誌「クーリエ・ジャポン」最新号に掲載されていた記事ですが
(2015 4月号 Vol.125 p60)
ひじょうに興味深く、私も同感します。

メグ・ジェイさんは、素晴らしいプレゼンテーションを動画配信しているTEDカンファレンスでも、
「30歳は昔の20歳ではありません」という印象に残る講演をされていています。
↑ 上の動画は、その日本語訳付きです ↑

「8割の人生の重要な出来事は35歳までに起こる」というのはーー
私自身のこれまでのカウンセリングやコーチングのセッション・データでも、多くの方々に同じく言える傾向なのです。


また私自身も、30歳を直前にした20代終わり頃、
そして40歳を直前にした37歳前後に、
人生の大きな変化・変容を体験しています。
37歳の頃に、仕事も住む所も生活も、
「全てをゼロからきり替える」過程を生きてきました。

そんなこともあり、メグ・ジェイさんの研究と私のデータには、
ひじょうに共通する要素があり、
「クーリエ・ジャポン」を読んで、私は驚かされたのです。

誰もの人生に2回、大きな変化・変容のタイミングがある

私の個人セッション(カウンセリング)コーチングにこられるお客様(クライアントさん)でも、
30歳前後のいわゆる「アラサー」の方々、
あるいは40歳前後の「アラフォー」の方々が、大半です。

「アラサー」の方々はメグ・ジェイさんの書かれているように、
その先の人生を決める決断(恋愛関係や結婚、転職、仕事の方向性、出産など)に
悩まれている方が多いですし、
「アラフォー」の方々は、より一層深く
「本当に自分らしい生き方やライフスタイル、仕事とは何だろう?」と、
悩まれる方が多い。
これは心理学では、「中年の危機」とも、
「アイデンティティ・クライシス」とも呼ばれます。

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だからこそ、メグ・ジェイさんからすれば、
「20代を宙ぶらりんの期間として浪費すべきではない」というご意見になりますし、
私からすれば、
「40歳前後から30代後半は、自分の人生を変える最後のチャンスだから、この時を逃してはいけない」
という主張になるのです。

もちろん、もっと若い10代から、
「自分の人生で本当に実現したいこと」を求めて・行動できれば、
本当に素晴らしいですね。

そして、40代後半、50代、60代それぞれの世代でも、
人生を好転するためにできることは沢山あるはずです。

20代、10代の若い人達が悩んでいる要因のひとつは、
目の前の世界や課題にとらわれて、
広い視野で余裕を持ちながら、世界や人間を見られないことにあるでしょう。
大人達は、これをサポートすることが出来ます。


40代後半、50代、60代……の方々は、
若い人達に「広い視野」「経験」「知恵」「情報」「人脈」を提供することで、
世界全体に貢献して、
さらに自らの「こころの糧」にもしていけるはずです。

これからどんな人生になったら、もっと素晴らしく生きられるでしょう?

どんな「選択」をしたら、もっと充実した人生にあなたはなるでしょう?

ーーこれを、20代の方も10代も、
30代も40代も50代も60代も、
それぞれの世代で問い直してみませんか?

いかがでしょう?
あなたのご感想・ご意見も気軽に教えて下さいね。

→→次号に続く



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